合格後にたどるコース

合格後にたどるコース

宅建試験に晴れて合格したら、その後は正式に「宅建士」と名乗るべく登録手続き等に着手するという運びとなります。合格後は喜びでいっぱいかもしれませんが、てきぱきと取り掛かるのがいちばんでしょう。

なにしろ合格後は、その時点ですでに宅建士の身分になっているわけではありません。「お上からお墨付きを受ける」ようなプロセスが必要です。

その第一段階が、登録手続きですが……これには独特の資格が設けられています。

2年以上の実務経験

しかし、合格後の宅建受験者の大半は実務経験がまだゼロ同然でしょう。そこで、未経験の合格者のために「実務講習」という制度がつくられています。
これを受けて修了すると、2年の実務経験に匹敵する技能等を習得したものと解釈してもらえるのです。

※なお実務経験とみなされるのは、実際に宅建業法にもとづいた事業者の下で働いた経験を意味します。マンション売買や戸建て住宅の販売を主業としている不動産会社で働いていて、上から宅建受験をすすめられたような場合なら該当する可能性があるでしょう。だからといって、そのような企業に就業していても、部署等によっては認められない可能性があります。

とにかく、どちらかの方法で宅建の証明書を受けられる立場になったら、交付申請すれば断られることは基本的にありません。

ちなみに。
宅建合格後にすぐに登録手続きをしない受験者も毎年いるはずです、それも少人数だとは限りません。
合格後の受験者ひとりひとりにはそれぞれの事情がありますし、すぐに不動産業界で活動する予定がないのなら、確かに申請する必要はないでしょう。

とはいえ、合格後1年経過すると、宅建士の交付申請は少しハードルが上がってしまいます。実は、1年以上経過した合格者は、登録申請の前に「法定講習」という制度を受けることが義務付けられています。それを終わらせてから、交付申請を受理してもらうのです。